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zoom RSS 大判焼きをカビから救え!! 〜Nikon Ai-S 50mm F1.8S @ レンズ清掃編 〜

<<   作成日時 : 2015/12/27 21:26   >>

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※なお、今回記載の分解方法及び内容について、当方では何ら責任を持つものではありません。
 分解作業を行う際は自己責任にてよろしくお願いいたします。
 

さて、ニコンの大判焼きレンズこと、Ai-S NIKKOR 50mm F1.8Sです。

 
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 以前から興味があり、利用して見たかったので、パンケーキのAi-S ではない、 Ai NIKKOR 50mm F1.8を落札した翌日に、またヤフオクでこちらを落札しました。

 「レンズにカビあり」と言う説明のとおり、結構ひどいありさま。
 またヘリコイドもかなり汚れを噛んでいるのか、フォーカスリングが非常に重たい状態です。

 
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 レンズをカビから救出すべく、分解作業に突入です。
 今回は、Ai NIKKOR 50mm F1.8で懲りた「無限遠が出ない!」の地獄に嵌らないよう、入念に下調べをしてから、作業です。

 今回参考にさせていただいたのは、下の3つのホームページです。

たっちゃんさんのHP http://blog.goo.ne.jp/tattuu1/e/99455d4fbeb568aa1b90b2a2d60a2bac
dramatic_cameraさんのHP http://dracame.exblog.jp/17370671
堀川@Ninja糊さんのHP http://ridesbike.blog97.fc2.com/blog-entry-394.html

 あと、Youtobeでも「Ai-S nikon 50mm 1.8S 分解」と検索すれば、動画でも解説があったりします。

 この辺は、パンケーキのAi-S ではない、 Ai 50mm F1.8が検索しても分解の解説HPが中々出てこないのとは、全然違いますね。

 さて、今回は分解にあたり、amazonさん経由で、これを入手しました。

 
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 JAPAN HOBBY TOOL から出ている「吸盤オープナー」と言うものです。

 今まで、レンズのフィルター枠などを回すのに、ホームセンターで買って来たゴムの椅子の足と、百均のゴム板を利用していましたが、レンズ内部の枠などを分解していくならば、異なる径に対応できないと何かと困るからです。
 このツールは6個で入りで、円錐上の前後を利用すれば、12種類(13/19/21/24/29/30/36/37/44/45/54/62ミリ)の寸法に対応しています。
 今回のAi-S NIKKOR 50mm F1.8の分解では、このツールにすごく助けられることになります。

 さて、このレンズの分解記事を見ていますと、前玉から分解する方と、後玉から分解する方分かれていますが、私は後玉の方から分解していきます。
 理由は、前玉にはフィルター枠分だけ突起があるので、立てておいても前玉のレンズが机に接触しませんが、後玉は少し突状になっているため、立てておけないため。
 
 と、言う事で、まずはレンズ後玉の取り出しから始めます。

 今回のレンズについては、ヘリコイド関連以外はほぼ緩める時は反時計回りです。

 ゴムでレンズ押えを回します。押えリングが外れるとレンズが取り外せる状態になります。
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 レンズサッカーやタコ棒を持っていれば、それらで持ち上げてレンズを外すのが良いでしょう。
 自作も考えましたが、百均やホームセンターで小さいサイズの吸盤を探しても見当たりません。 

 レンズを逆さにすればレンズが落下して来ますが、精密部品を取り扱っているので、無茶はあまり良くないものです。
 百均で何か良いものはないかと探していたところ「スマホ アシストグリップ」なるものを発見。

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 シリコン状になっており、両端の吸盤をスマホの背面に張りつかせグリップ上にして、握れるようにすると言うシロモノ。
 あくまでも自己責任と言う事で、トライしてみた所、直径2センチ以上のレンズならうまく吸い付きました。
 それ以下では吸盤が大きすぎてダメでした。

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 後玉のレンズの裏側にカビが来ていました。後でエタノールと薄めた中性洗剤で拭いてみましょう。
 
 さて、後玉のレンズが抜けると、円形のスペーサーが1個入っています。
 組みつけのために、入って行た向きを記憶しておきます。

 
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 二番目のレンズも引き上げれば外れます。
 こちらは合わせレンズになっています。
 
 光にかざして特にバルサム切れなどはありません。カビもこちらには回り込んではいませんでした。

 このレンズを外すと、絞り羽のユニットのカメラ側にアクセスできます。
 絞りを開放状態にしておくと、前群のレンズの一番ボディ側も拭くことが出来ます。

 と、言う訳で、後玉群のレンズを分解するのに、マウントのリング状にある3本のネジを緩める必要はありません。
 このネジは、ネジロックが塗布されているのか、かなり固いです。
 ヘリコイドや絞りユニットを完全に分解したい、と言う目的が無ければ、特に分解する必要はないでしょう。


 さてお次は、前玉群です。
 
 このレンズも、他のAiの50mmのタイプのレンズ同様、銘板の化粧リングやフィルタブラケットをゴムで回す前に、まずは、フォーカスリングを最短焦点距離の方へ回しましょう。
 
 すると側面に極小さ〜いマイナスビスの頭が1出てきます。このビスを外すことで、ロックが解け、フィルターブラケット全体を回して外すことが出来ます。

 今度は、前玉のレンズの脇に孔が2つあります。
 カニ目レンチで回せば、前玉群のレンズユニットがレンズ本体から外れます。
 
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 私はカニ目レンチを持っていませんので、使うのはダイソーの「アイメイク用毛抜きピンセット」
 これ、ピンセットの足が短いので力がかけ易く、剛性感があるので力をいれてもねじれません。
 また幅も少し力を入れて広げたり縮めたり調整しやすいのです。

 前玉のレンズは化粧リングで前玉群ユニットに封入してありますが、リングとユニットにネジロックが施してある跡がついていましたので、無水エタノールをかけて、少し待ちましょう。
 その後、吸盤ゴムリングを回せば、前玉のレンズがユニットから外れます。
 
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 外れた一番前のレンズの裏側を見てみると、ここに一番カビが生えているようです。

 さて、このレンズ5群 6枚のレンズですので、残りは前玉群ユニットの2枚です。
 
 次に外れた前玉群ユニットの後端がリング状になっていますので、ここもゴムで回してみます。

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 予想通り固かったので、ここにも無水エタノールをシリンジで垂らします。
 その後ゴムでねじったら、うまく外れてくれました。

 
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 これで、ユニットから全てのレンズが外れました。

 外したレンズは、台所用中性洗剤を一滴だけ垂らした水につけたあと、無水エタノールを付けてレンズクリーニングペーパーでごしごし。
 幸いコーティングまで侵されてはいないようでした。

 さて、文章が長くなって来ましたので、今回はレンズ清掃編と言うことで、次回はヘリコイド分解清掃+絞りレバーのリターンスプリング修正編をアップします。(H27.12.29 アップしました)

(H28.1.17 無限遠調整方法をこちらにアップしました)
 

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